5年生の女の子が、つるかめ算の単元の対策を怠っていて、「先生、やっていません・・・」と言ってましたが、「知らん、それでもテストをする。授業も十分やった。結果が出れば何も言わない。勝負だ。」と言ってテストを実施しました。私からすればゴリ押しな解法でどんどん答えを出していく様は驚きでしたね。解決力は、こういう極限によって磨かれるものなのでしょうか。
明らかに表情に”ヤバイ”と書いてあり、これで結果も出せなければ怒られるとくらいに思っていたのでしょう。表情だけ見ればすぐに分かるものです。実に集中して解いており、普通にできていたので、お咎めなしでした。結果が出せれば文句はありません。
そのあと最も綺麗で応用の利く方法指導を何通りか行い、はあ〜〜〜〜という感じで一つでも技を増やすべく熱心に解き直しをしてくれていたのが嬉しかったです。
頭の良さは十分ですが、甘いところが多いのが玉に瑕です。しかし、緊急時に発動する問題解決能力というのも見所で、”焦れ焦れ!w”と遊んでいるところもあります。
一年後は精神的にもう少し成熟して、素晴らしい素養を、才能の原石を磨き上げて開花してもらえたらと期待している人材の一人です。
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