どうせ授業でやると思って・・・。

 冬季講習にやるよって言っていた教材を、もう終わってしまった中1の生徒がいます。彼は言っていました。

 

 「多分ここは授業内で演習すると思って、先にやっちゃいました。」

 

 最近こういうセリフがいろんなところで増えてきましたね・・・。面白くて次を見てたら自然と解いちゃってたという感覚なのでしょう。

 

 来年度は、間違いなく全学年「スマートワーク」と「重要パターン演習」のドッキングによる数学の授業で確立しそうです。授業がほとんど不要になってしまった分、応用問題に授業を回していけるメリットがたっぷりあるように思いました。苦手な子も、スマートワークを繰り返していれば一通り基本が習得し終わりますし、あとは学校ワークに流していけばたいていのことはできるようになります。長期休みはやはり「重要パターン演習」という感じでしょうか。

 

 

 これが英語にも波及していくよう、教材研究が必要です。英語も本当は予習型に切り替えて、どんどん文法演習をしたいと思っていますし、そのためにはどういった教材のドッキングであればいいのか、英語はエラーをなくすために、穴埋めとか語順整序よりも中1〜中2の頭くらいまではかなりの量の例文を書き取った方がいいという経験則も出来上がってきたので、教材とずっとにらめっこをしては、考え続けています・・・。

 

 

 英数は予習できるというのが大前提。とりあえず教材を使っておけば自分で解き進められる、一通り解いたら実力の最低限が身についていて、応用演習にスムーズに移行できる、これが来年度の理想形です。

 

 自分で勉強を仕掛けてくる生徒が増えたから、こういう動きも可能になってきました。そもそも自分でできるというだけでも褒められたものですが、模試を受けてなお反省点を発見して、想定した倍のやり直しをしてこられる子たちですから、何か私がいなくてもたいていのことは大丈夫なのだろうと思いますし、私が何を与えればもっともっと勉強をやってて楽しくなるのか、そこをずっと考えて授業の用意をする日々になりそうです。

 


kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ