”おもしろい。”

 今日の小学校5年生の算数は、割合の合成と損益に関する問題を扱いました。正直、こんなにすんなりと明確な形で理解してくれた学年は初めてと言ってよく、問題にのめり込んでなかなか離れませんでした。そんな小学5年生のある子のノートの隅っこに私へのメッセージが書かれていました。

 

 ”おもしろい。”

 

 集中力もかなり高く、様々な割合を操作しながら考えていくことに随分のめり込めるようになり、もう完全に中学受験のカリキュラムに乗り切ったなと確信した出来事でした。勉強していて素直に”おもしろい。”とのめり込めるというのも、一種の才能だと思います。

 

 何より、宿題を出せば「うえ〜・・」って顔をしたり、テストをするというと「うえ〜・・・」って顔をしたりしていた子たちが、「課題は何ですか?テストはどこですか?」ってすんなり聞いてくれるようになり、「今日帰ってすぐ対策します!」っていう言葉があったり、実際にテストにおいて結果が出せるなど、対策が万全になされるようになったという点で、随分この1年での変化が見られたと思いました。

 

 当然、私のジョークとかを「バカじゃないの?」みたいな顔をしてみんなで笑う時間が面白いっていうのももちろんありますし、休み時間に一緒に変顔双六をするのも当然面白いのですが、こうやって授業中に勉強にのめりこんで休み時間を取ることすら忘れてしまうくらい取り組むほど勉強を面白いと思うというのが、やっぱり通っていて最も大切なことだよなぁと思います。

 

 


kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ