受験学年を迎えるにあたり、その心構えの話から、毎日学習をする時に何をしていくのかという点について、生徒たちと共有しました。改めて今日30分間その話をし、意識をどう持つべきかということに関する私の話について耳を傾けてもらいました。
この学年は小学生の4、5年生から見ている子が多く、親御さんもしっかりなさっているので、自宅学習の習慣がよく身についていました。しかし、攻めっ気が足らず、なんとなく後手に回る学習が多かった気がします。嫌なことは嫌〜!と、放っておくと放置してしまうような習性も大いに見られました。
しかし、それも終わりにしないと、どこかで区切りをつけて真剣にならないといけません。私立だから学校にある程度任せて・・・と思ってきた教科も、しっかりテコ入れして私の方からも積極的に関わっていくということも踏まえ、学年末の学習計画の話に入りました。
中3も、すでに私立前期を終え、私立後期、公立特色選抜、公立後期とすぐに時間が過ぎ去っていきます。中2は、すでにもう受験まで1年をきっているということです。難関私立も視野に入れた学習をしていきたいという子も今年度はいますし、私もサポートをしていきます。
まずは、私から用意した教材を端から端までやり抜くことです。理解し抜くことです。それぞれなかなかな量なので、今からスタートしても悠長に過ごしていれば終わり切りはしません。復習も完璧にし、しっかり身につけていくためには、今から最低3時間、毎日机に向かって欲しいです。これまで放ってきた一部単元の負債もあります、その点も踏まえてのことです。
勉強は、毎日やるとハマるものです。習慣化してしまえば、自ずと夏休みを過ぎたあたりで伸びてきます。例年スロースターターが多くて大変なので、今年は早めに発破かけてやり始めました。
現状、思考力を要する新傾向の問題も幾分かは存在しますが、大抵は努力してなんとかなる問題であり、未だ知識を増やすゲームとしての入試は存在します。自分の経験値を上げ、ボスとしてのテストと戦いましょう。いつもそんな風に思っておけば、多少は楽しく取り組めるのではないでしょうか。主人公は他ならない君たちなのですから。
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