九大受験と裏話。

 ある生徒が高等部で塾に残留することが決定したその日、今日は5時から4年生の子の国語の授業が行われていました。ある女の子はずっとその中3の子を気にかけていて、「むーちゃん受験終わったの?」「むーちゃんの受験どうなった?」ってずっと気になっている様子で、先々週くらいからずっとひっきりなしに質問をしてきているのでした。なんか心配だったんでしょうね。

 

 「むーちゃんはね、すごく頑張ったけど、3問か4問か、あとそれくらい解けたら合格してたかもしれないっていうところまで、本当にギリギリまで頑張ったんだけど、落ちちゃったんだよ。先生の力も足りなかったのかもしれない。だから、今後も塾に残って頑張るって言ってたよ。先生も応援したいし、めっちゃ勉強させるつもり。」

 

 「そうなんだぁ・・・。」

 

 「今年も一緒に合宿に行けるかもね^o^」

 

 「え!?!?!?もうーむーちゃんったらしょうがないなー!!!照」

 

 と、4年生の子もなんだかとっても嬉しそうで、5つも下の後輩からこんだけ慕われているっていう間柄もなんだか素敵だな、と微笑ましく見てました。彼はとにかく慕われており、今の4年生にも、5年生にも、6年生にも、中1にも、中2にも、全学年に認知されて慕われている存在です。

 

 つまりは、彼はこれからそんな後輩たちの気持ちを一身に背負って努力を続けることを強いられる環境に身を置くことになるわけです。そんな性格的な気持ちの良さと、今度の受験においては他の後輩を圧倒する実力で、むしろ勉強は教えてやるくらいの立場になり、あの先輩はすごかったとレジェンドに残るくらいの逸材へと成長していってほしいと、代表自身は願っています。もちろん彼にもそう伝えますし、今通う高校1年生にも改めて伝えます。それ自体が、私自身が高校生に感じてほしい責任感、最上級学年として、圧倒的な実力を誇り、他を牽引する行動力、そのものなのです。

 

 可愛い後輩たちはみんな、君たちを慕い、一種の憧れに似た気持ちを持っています。だから、頑張れ。君たちの背中は、必ず後輩たちを鍛えます。言いたいことはそれだけなのです。

 


kojinkai

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