小5地理は全員に授業中iPadを持たせ、
テキストに載っていない資料は全て検索し、
具体的に資料を調べて目で確かめることを
徹底している。
「これ、見てみたい!」
と生徒が言えば、即座に検索を始める。
本日は、嬬恋村の農村の写真や
日本三大庭園、東京の田園風景、
成田空港など、いろんな画像を見た。
驚いたのは嬬恋村。
見渡す限り一面に広がるキャベツ畑に
実に圧倒されてしまった。
恥ずかしながら、知識としては知っていたのに
どういう風景なのかということは自分自身知らず、
子どもたちと一緒に画像を見る中で
初めて知った風景だった。
子どもたちは、群馬のこんにゃくいも畑も見たい!と
どんどん検索を続ける。
子どもたちにとっては、具体的に日本に広がる
風景を切り取りながらいろんな感想を述べ、
こんな地域の人たちの営みによって生活が
支えられているんだという事実を身近に
感じるということが楽しいらしく、
「地理ってすごく面白い!!!」
と、はまり込んでいる。
当然調べるばかりでは非効率なので、
私からの講義も30分は挟むが、
やはり自分で考えて、調べて、えた情報の価値は
子どもたちにとっても重要なものであると
考えられているようだ。
ちなみに、iPadの運用は、理科と社会、
しかも、絶対に目で見ておいた方がいい情報に限り、
自由に画像を閲覧するのも各授業で10分程度と決めている。
最終的には補助でしかないから、私もちゃんと
筋道を立ててその地域を論じなければ授業ではない。
最終的には、例えば問題を解いている時にどうしても具体的な
イメージが湧かない時に、すぐに学校の資料集、地図帳、
辞典や家にあるタブレットを
引っ張り出して動画でも画像でも見ればよい、という
簡単な動作が習慣化することだ。
問題集を解いていて、分からないことは覚えてしまえばいい?
調べるのに時間がかかっていたかつてなら覚えてしまった方が
早かったかもしれないが、今は悩んでる暇があれば
さっさと調べて具体性を高めた方が建設的だとも言える。
特に、ビジュアルイメージが大切な理科・社会においては
目で見た方が早いということの方が多いのだ。
予習シリーズは優れた教材であり、
読んでいればおおよそのことが分かるようになっている。
社会科は、とりわけ優れていると思っているし、
できるならば小4の下教材から丁寧に取り組みたい。
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