才能の無駄遣いをするな。

6年生は、漢字テストで
1名を除いて全員不合格。
私は静かに怒っていました。

その後の文章読解には参加させず、
15分漢字に取り組んでもらい、
不合格者は問題を差し替えて
再テストしました。

結果、たった15分の練習で
1名除いて全員合格点でした。
このことにより、明らかに
取り組みの姿勢が悪いだけだと
露呈しました。

満点の子もいましたからね。

直前の十分くらいでなんとか
できそうならば、そうしたら
いいのです。
また、今日再テストでも
不合格だった子はあと1点でした。
もう5分対策したら合格を
していたと思います。

点数がとれることと賢さは、
ある程度小学生時は相関しますが、
だんだんと努力できる=点数が
とれる、という状況になってきます。

必要な努力量を理解し、
かかる時間を理解し、
必要より少し多めに時間を
かけることで完璧に
近づけることができます。

バランス感覚を大事にしましょう。
こんなに短い時間で合格できるなら、
気持ちよく満点をとるなど
そんなに難しいことではありません。

なにより、漢字を軽視しすぎています。
私立にしろ附属にしろ、
漢字の配点比率は低くありません。
むしろ、そんな基本的なことが
できないのに、進学したあとに
苦労するのは目に見えています。
覚えることは、学習姿勢の
基本的なものです。

まずは小テストを完璧に仕上げて、
よし、とその週の取り組みについて
満足して、翌週の学びにつなげる。

基本的な動きを大切にしてください。

kojinkai

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