価値観を変えてくれる人。
技術を教えてくれる人。
変化を厭わない自分。
いろいろなものが噛み合って、
高校生は成長してゆきます。
「今から説明することは、
教科書に全て書いてあることです」
と話しながら高校1年生には
解説をしてゆきました。
「全く教科書から外れた説明は
していません。
本当に理解しようと心底思えば
すぐに理解できます。
受け身ではダメです。
貪欲になりましょう。
聞く前にすべて理解しようという
気持ちで授業に臨んでください。」
あっという間に予習は完了です。
完璧な理解でした。
高校三年生も、しばらく見ない間に
色々なことができるようになりました。
しかし、英語はまだまだ。
教科書レベルの文法も、
正確には見抜けておらず、
かたちがぼんやりしています。
関係詞や分詞構文が連続していた
文章でしたが、やはり
主語述語が見抜けておらず
訳がかなりぼんやりしており、
必要な視点を補う文法演習を
来週以降も積んでゆくことにしました。
現在は構文理解のために、
さまさな難しい英文の和訳に
同時進行で挑んでいますが、
教科書の理解も同じです。
同じ気持ちで万全の
理解がなされていれば、
定期テストで失点することは
ないでしょう。
高校生指導は、いかに
指導者が見えていないところで
自立させるかにかかっています。
習う前に全部、いかなる時間を賭しても
攻略しぬく気持ちの強さ、
意識の高さ、技術、
そういったものが育つかどうかが
重要です。
指導時間に対して、
高校の授業時間や課題は多く、
一からすべて丁寧に教えるような
指導は間に合いません。
しばらく高校生指導を続けてきましたが、
かなり私の視点も変わりました。
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