2022.12.07 01:00圧倒的支配。5年の小テストを見て、ある生徒の圧倒的仕上がりに驚きました。昔から一切手抜きがなく、しかし、多少自分のやり方にこだわるところがあって、少し伸び悩んだ時期がありましたが、今は一旦真似してカスタムする方式に変えたようで、伸び方に加速がつきました。復習速度が速い、全て理解するまでやりきる。今、明らかに伸びているのは3人。復習をしっかりしつつ、小テストでできなかったところも丁寧に補正しています。課題ノートやテキストを見ればやり込み度が分かります。この学年が始まった時は突出して2人できる子がいるという感覚でしたが、課題忘れる、分からないところをノート参照もせず放置している、小テストの出来もまばら、といった感じで基本的に元々のトップ2は伸び悩んでいて、どうしたもの...
2022.12.06 01:00学習時間を伸ばす有効性。学習時間は、詰めの学習に行く前には一旦一気に長くとっておくのも効果的です。その目的は、自分の不理解の整理につなげることです。結局、勉強し慣れていない人はできるところとできないところの境界が曖昧なままなので、何を勉強させても、何から、あるいはどこから、やっていいのか分からないというケースが多いのです。簡単なことです。「はい、今から自由に時間を1時間あげるから、一番必要なことをしてみて。」と言ってみると、大抵困惑して、とりあえず苦手な教科の問題集、苦手な領域を頭からやり始めます。普段から問題集に取り組み慣れておらず、空いた時間に何をしておこうという計画性が全くないため、そういうことが起こるのです。そもそも、問題集を解きなさいとは一言も言ってないのに、これま...
2022.12.04 01:00歴史漫画男子。笑土曜日理系講座、スタートは13時半ですが、早い子は12時半ごろ到着して何かしら解いてます。大体好きな算数か理科ですが、今日は珍しく歴史漫画を読んで過ごしてました。最近は本当算数算数算数!って感じだったので。何を勉強してても楽しいってのはいいことですね。今日の理科は、天体と地震を扱いました。メインは地震でしたが、最近この子たちは天体にも結構興味があるみたいでのめり込みはすごいです。過去問演習の点数も安定化してきて、こんなのも解けるんだなーと感心するばかりです。解けないかもなと解説は用意しているのですが、その解説を引っ込める機会の方が増えてきています。中学に上がってからもきっと安定した力を出して授業を吸収してゆくことでしょう。
2022.12.04 01:00等式の変形。中1は、中2数学の等式変形へ。まあそもそも計算領域は中1と大差はなく、復習みたいなものでしたが、等式の変形は結構計算に対するある程度の理解が求められます。毎年一定数苦戦する子が見られます。特にこの学年は計算弱めな子が多いので警戒していました。笑しかし、思ったより苦戦せず、計算領域とともにスムーズに習得されていました。昨年は、新Aクラス問題集を使い、等式に関する内容については、幾度となく難問にも向き合い、反復をしてきました。今年度頭は、何度小テストしても同じような不理解に伴うミスが頻発していて、どうしようかと頭を抱えた時期もありましたが、やっぱ苦しんで学んだ分身についているものも多かったようで、時間差で生きてきているみたいです。まだまだ同時進行で行ってい...
2022.12.04 01:00高1理科の習得テーマ。理科という教科は、中高で最もギャップがあり、不理解が生じやすい教科だと思います。中学の時には得意だったのに、高校内容に入るととたんにちんぷんかんぷんになる、とかよくある話です。たとえば、今日は高校生が電池の領域に関して質問をしていましたが、電池というのは、そもそも習う順番があり、ボルタ、ダニエル、鉛蓄電池、と学んでゆきます。これは、電池の進化過程について順に学んでいるのですが、どう進化して、どんなメリットが生じたか?が分からないと知識が分断されます。まず、ボルタからダニエル。これは、明らかに分極問題の克服がテーマです。正極側に水素気泡がつくことで電子の流れを阻害してしまい、ボルタ電池は長時間起電力を保つことが困難です。ダニエル電池は水素が発生しないため...
2022.12.03 01:00角度の攻略。4年生は三角形の角度の応用へ。実質的には5年の内容ですが、3年テキストで基礎的なことを一度学びます。今日まずは三角形の内角の和がなぜ180度になるのかを学び、基本的な内角を応用した問題を中心に学び、その後、複合図形の角度について学びました。「難しい〜!」「あ、そうか!こうすれば!」なんて声がずっと響く、あっという間の時間でした。自宅学習用にもう一枚練習プリントを渡しましたので、それも含めて総合テストまでに復習を進めましょう。今日の内容は重要事項が多く、総合テストにもくまなく出題をしてゆく予定です。復習がとても重要です。
2022.12.03 01:00英作文によるエラーチェック。私立中の子もテストが終わって英作文演習に参戦しましたが、やっぱり公立の子と同様のエラーが出ます。a,an/the/複数形の意味の違い、前置詞の使い方、時制ーーー穴埋めや並び替えでは見えないその子の理解のエラーが顕になります。最終的に、英語の成績が伸びない最たる原因は、中1英語の内容に起因することがほとんどです。単語が書けないなんてのは論外ですが、文法面に関して言えば、中1の教科書レベルのことすらまともにできていないというのはあるあるです。成績上位層であったとしても、満点には仕上げられません。問われ方が変わらないと、何が大切なのか気づきにくいのはよくあることです。普段やる問題集は解けるのに、と思うこともあるかもしれませんが、結局、英語はいかに細かな意味の...
2022.12.03 01:00基礎内容をクリアにする。小6理社、課題は佐賀清和の令和3年度のものでした。みんな9割程度の得点帯で軽く突破しており、基礎事項は安定しています。知識事項につきましては附属と難易度が似ているので、知識の確認にはピッタリです。基本的な事柄は、誰もが正答してくるのでミスは許されません。これはいつも思うのですが、どんなに上位校に合格しても、「こんなので間違うの?」といったところでミスをする子は進学した後に苦労するケースが多いです。難しいことを考える力も大切ですが、基礎が密になっており、普通の認識が持てているからこそ、新しい学習内容がエラーなく習得されてゆくところがあります。なので、いかなる場面でも基礎は欠かしません。進学した先でさらに伸びることの方が重要だからです。細かなエラーも見逃し...
2022.12.02 01:00怒涛の英作文指導。中3は、英作文にかかりっきりです。次から次へと英作文をさせます。もう、並の穴埋め程度の問題集ではこの子たちは鍛えられません。ひたすら、あらゆる文法がまじる英作文をやらせ続けるしか最後のエラー潰しができないほど力はついているのです。正直、学校準拠の問題集などあっさりやりこなすので結構油断してましたが、やっぱり最後は日本語を瞬時に英語に直せる程度に英作文ができるように仕上げなければなりません。これは、勝手に身につくものではないのだと改めて思い、最後の固め直しに向かっています。数学も英語も無敵、理科や社会も無敵、国語は冬休み以降で仕上げて最終は満点がねらえるように、最後の追い込みを仕掛けます。理科や社会は授業でももちろん扱いますが、一定程度は生徒の個々の取り...
2022.12.02 01:00テクって昇華する発想。一昨日導入した消去算を継続して5年は学び続けます。一昨日教えたばかりの技術をもうじぶんなりにアレンジしてサクッと解けるようになっている子もいて、この子はきっと昨日か一昨日解き直したな、と確信をしました。しかも、自分で納得がいくまで。復習速度が速い子は関心の高さと習得度合いの高さから相乗効果的にパフォーマンスが上がるのは明白であり、今はまだ2番手3番手ながら、おそらく来年はエース級の実力を備えて最高の形で入試を迎えると思います。ただ解けるのではない、理解して、省けるところはどこか、核心となる部分はどこか、見定めてサッと解答に向かうエレガントさこそ、深めた子にだけ見える学習の成果です。きっと担任の先生も驚いているのではないかと思います。成長速度がここ最近目...
2022.12.02 01:00朝食の仕込み。今夜中の1時半です。周囲が寝静まった後、明日の朝食の仕込みは佳境を迎えています。明日はボロネーゼパスタ。それに使用するソフリットは、1時間から2時間かかる代物で、前日からの仕込みが要ります。既に色は飴色を超えて、香りを嗅ぐとなんとも芳しい甘い香りがします。これをトマトソースにぶちこんで水分をさらに飛ばすと、朝っぱらから高級イタリアンの味わいです。仕込みに時間がかかる料理もありますが、そういう場合は時間を計算し、先に回せるものは回しておくことで、間に合わせることができます。物事を考える基本は逆算です。料理は、段取り、調理法、あらゆる面で逆算が必要になり、頭を使います。そしてなにより試行回数を増やし、試行錯誤を繰り返して理解をすることが肝心です。そうこう書...
2022.12.01 01:00総合的な復習のスタート。中1は、1学期からの英語内容の復習に入りました。冬季講座プレという位置付けで、既に物量作戦による演習は開幕を迎えました。冬は黙って演習。冬季講座は冬休み始まってからですが、12月スタート時点でかなり本格的な復習を始めなければ十分な成果は得られません。冬季講座だけで結果を出そうとしても、付け焼き刃です。冬季講座を含めた1ヶ月という単位で復習に回りまくるからこそ、価値を感じられるのです。すでに冬季講座のプレ指導はスタートを切っています。まだ、he isとかshe isとかの復習までしか進んでませんが、やはり既に形容詞、冠詞の複合領域があやしい、といった感じで、これまで伸び悩んでいた子の綻びが顕在化しつつあります。しつこくさせます。何度もさせます。それが、中...