先日の金曜日、当塾は
8周年を迎えました。
1周年は盛大に喜び、
3周年も大いに喜びましたが、
それ以降は無感動にも
なっていました。
(日々のことに集中していたといえば
聞こえはいいですが、単に
忘れていたといえば、
そういうことになります)
今最年少でうちに通っている子は、
生まれるより前に塾が
あったということになるんです。
そう考えると、まあまあ長い年月
続けてきたんだなという
気持ちになります。
今でも仕事をしながら頭の
一番大切なところに残っているのは、
最も大変だった一年目、二年目を
支えてくださった保護者の方の優しさです。
あまりに貧しかったので、
ガスや水道や電気が止まりそうに
なりながら、家の中のものを
質に入れ、なんとか経営を
繋いでいた時期に、
ご飯を買ってきてくださったり、
作ってくださったり、
してくださるご家庭が
何件もありました。
本当ありえないですよね。笑
当時は24歳と若かったので、
そういうこともありえたのだと
思いますが、今考えたら
すごい話だったんだなと。
あの時は本当に生きるのも
なんとなく苦しくて、
授業をしている時以外は
ぼーっと、鳴り続けるお腹を
無視するために昼間から、
眠りにつこうとか
思いながら過ごしていました。
授業をしているときだけが
生きがいだったのです。
ですから、今こうして、
熱心に学ぼうという子たちが
集まってくれていることは、
私にとってはこの上ない喜びです。
私は、渇望して、渇望して、
そして、今まさに知識欲で乾いている
子たちを潤す、そのような仕事を
毎週に渡ってできる、そんな
喜びをパワーに変えて、
毎年新しい指導を作ってきました。
初心を忘れず、
いつも新しい指導ができるよう、
研究を怠らずに私も
学び続けてゆきたいと思います。
今後とも、
よろしくお願い申し上げます。代表
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