数値化する意味。

ユウ君の部屋には、
ダイソンの暖房機と、
プラズマクラスターの空気清浄機兼加湿器が
常備されており、大分奮発しました。
昨年は自分の贅沢品などほとんど
買うこともなく、粛々と
新生児投資を行いました。


しかし、何より役立ったというか、
いや、役に立ったと言うべきなのか
分かりませんが、この温度湿度計。
1000円もしなかったものですが、
これが私をこんなに変えるとは。笑

自宅に帰るたびに、
「なんかむわっとしてない?」
「なんか暑くない?」
「今日寒くない?」
なんてことが気になるようになり、
常時この温度湿度計が最適な状態を
保つようにしなければ気が済まない
変な強迫観念?に駆られるように
なりました。

最早肌感覚で温度や湿度を
自覚できるようになり、
快不快に対する感覚が
急速に鋭敏になっているのが
分かります。

私自身、数字を意識することが
多く、完璧に保ちたいという欲が
数字を見るとふつふつと
湧いてくるんですよね、、


さて、数値があるから意識する、
どの程度になれば最適か、といった
感覚になるのは学習においても
よくあることです。

それぞれに、自分の満足する
基準値は異なっていますが、
そもそも基準値それ自体がなければ
幕張も立てられませんし、
それに向けた具体的な行動も起こりません。

ただ勉強が好き、というだけでは、
実は足りないんですよね。

その基準値を上げてゆき、
行動を伴わせてゆくことが、
成績向上のための伴走者として
必要なことであり、
そのためには、色んな基準、
視点があることを教え、
達成するための方法や道具を
教えてゆく必要があります。

私が語ることなど、実は
あまり力を持ちません。

結局、指導者の力で合格させる、
なんていうのはある意味空想に過ぎず、
合格した子はやはり、その子の
努力、方法、視点のそれぞれが
長い年月を経て変化しています。

変えるのも、掴むのも子どもです。
きっかけはいくらでも与えますが、
それは、子どもの私への信頼性、
自分が持つ柔軟性、そして、
どんな結果だろうと客観的に
受け止めて相談に乗ってあげられる
ご家庭の器にあるのかな、と。

三位一体という考え方が
聖書の中にありますが、
まさにそのようなことが、
私、子どもさん、親御さんの
関係性の中に生じ続けることが、
よりよい未来を見据えてゆくために
必要なことなのかなと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ