今日は戦国時代まで授業が進みました。
主に足利義政がメインとなった話になりました。
応仁の乱とは何が発端で、
結論として何をもたらしたかー
そういう話がメインになっておりました。
小学生向けの短い時間での授業でしたので、
どこまで細かい話をして良いやら
かなり悩みながら授業資料を作りました。
生徒たちは、義政に対しては割と
好印象を持っていたようです。
それは、その人が日本文化の発展への一助をなしたという
そのアートの世界への影響力について、
考えたことがきっかけだったように思います。
「義政は、政治については優柔不断で
それがきっかけで応仁の乱まで起こすきっかけを
作ってしまいましたが、私は義政は芸術家としては素晴らしく、
日本の文化に影響を与えた人としてすごい人だなと思います。」
おうおう、良くしゃべるじゃん(笑)と思いながら
その子の話を聞いていました。
歴史は、人と人とのつながりや事件のつながりが
だんだんと捉えられるようになってきて、
生徒たちの間に”歴史ってこんな面白かったんだ”という
気持ちがふつふつと生じ始めているようです。
「昔こんなことがあったよね?で、あれがそのまま
繋がって、この時代ではこうなっている。」
みたいな話が生徒はみんな好きみたいです。
理由が分かる歴史というのは、
理由が分かる地理、の時代に感じたそれに近く、
ようやく歴史の全体像を描けるような基礎知識の
枠組みが子どもたちの中に育ち始めてきているのを感じます。
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