算数総合テスト2。

本日は、小学6年生の算数総合テストがありました。

最高点は80点、平均点は現在60点くらいです。


基本的な計算問題においてもミスがまだあり、

技を使いこなすに至っていません。

というよりも、式を書いて解くことの有用性に

これだけ問題を尽くしても気づかない人もいます。


私は毎回毎回毎回毎回、必ず、口が酸っぱくなるほど

「途中式を書きなさい。一回式全体を見渡して、

作戦を立てて解くということをしなさい。」

と伝えていますが、依然として素直にそうする子が

あまりにも少なすぎます!

そんな説教もしばしば。


本日は、”先生がこの問題を真剣に解いたら”バージョンの

解答例を生徒に示し、

”先生でも間違えたくなければここまで式を書いて解く。”

という解答例を見せてゆきました。

「こんなに綺麗に式を立てたら、どこで間違えばいいのかも

分からないですね、すごい・・・」という声もありましたが、

いいですか、これは君たちが計算しているものを

ただ単に式として書いただけなんですからね。

いきなり筆算に移る子が本当に多くて、逆に計算が

重たくなっている子もいますから、必ず式を

書くようにしましょう。




さて、授業は円錐の表面積へ入りました。

「円周は半径に比例する」という

5年生の円周に関する理解を使い、割合によって

側面を処理していく方法で”算数”として、

円錐の表面積に挑んでいきました。


この領域、なぜか中学生にも苦手な子が多く、

なんだか堅苦しい感じでこの問題を解くんですよね。

で、よく”解き方を忘れた”という言葉も耳にします。


小学生は特に、割合や比を使って図形を

柔らかく捉えていく見方を育てる時期ですから、

そうやってトレーニングをしながら、

先々の学習にもいきてくる視点を

育てていってほしいと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ