ある高校生は、入塾を果たして最初の火曜テストを迎えます。
これが、私が個人的にとても重要になると思っている
テストの一つとなります。
「人がモチベーションを回復するために、
最も重要なことは、小さなことからしっかり
下積みをして、些細な結果を積み上げることだ。
次回の火曜テストは、自分がネックだと
考えてきた数学。しかし、その範囲は
先週から一緒に例題から学んできて、納得を重ねてきた範囲だ。
テスト範囲は教科書とされているが、4STEPは
傍用教材だから、学校の教科書のレベルは
A問題に綺麗に用意されている。解法を教科書で
確認しなくとも全問即答できるくらい用意をしよう。
君の学習にはまず、どんなに些細なことでも
”自分の努力でなし得た”と確信できる結果がいるんだ。
余計なことは考えるな、火曜テストに全力をまずは
傾けて、その結果に頷けるような来週をイメージしよう。
他のことは後でどうにでもなるから、今ここに集中!って
気持ちで、この期間の学習の仕方を考え、次のテストへの
礎にできるように取り組んでみてほしい。
他の教科の学習方法はそれから具体的に君の毎日の時間に
積んでいくことにしよう。」
今日は英語も学ぶ予定でしたが、やはり数学が中心となりました。
範囲は位置ベクトル。これを苦手という子もいますが、
苦手な子はいきなり応用問題の解法を暗記しようとして
本質が見えていないケースが多いのです。
できるようになったことは、片っ端から好きになる、
これは小学生でも中学生でも高校生でもあまり変わらない
本質的なことでもあります。
そして、好きなことには、エネルギーを注ごうとする
意欲も湧いてくるものです。
なんにしても、まずは結果が重要です。
もっとやれるはずだ、という気持ち、自己肯定感の基礎、
高校生にとって必要な感覚の一つを、このテストにおいて
実現していきたいという気持ちです。
あとは、生徒が私の言葉に引っ張られて、
どくれらい自宅でやれるかということにかかっています。
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