習慣を整えるために。

小4は、立ち上がりが肝心です。

今回、課題をしてない子がいて、
しかし今回は叱りませんでした。
初回なので、改めて丁寧に
説明をし、3回目以降までに
どうしなければならないか
考えるように伝えました。
強めには話してますが、
あくまでも冷静に済ませています。

当たり前のように当たり前のことをする。
習慣が整い、学習が整い、
心が整ってきます。
この学年は、そういう準備を
する学年でもあります。

しかし、わたしも優しく
なったなと振り返ります。
数年前まででしたら
鬼のように叱り飛ばして
いたように記憶しています。

ただ、それはあんまり上手くは
いかなかったんですよね。
確かに課題は提出されるように
なりましたが、全体が萎縮したり、
自分で考えて行動したりといった
主体性が殺されてしまうんです。
課題もとりあえずやらなきゃ!が
先行して、きちんと分かろうとする
感覚も弱く、解き直しまでなかなか
いかなかったりして大変でした。
させようとするばかりで上から
押し付けると、指示しなければ
ならない量が増えて、かつ、
自分で吸収しようとする感覚が
身につかない逆のスパイラルに
陥ることもあります。


限度を超えれば叱りますが、
まだ4年生、しかも、どうやら
親御さんはあんまり状況チェックを
していないように見えました。
だから、最初は様子見をしました。

親御さんは、学習のスタートアップに
あたって、最低限何をしているか、
あるいは声かけくらいはすべきかと
思います、きちんとしていることを
褒められれば
プラスに働くようになります。

そのような意味で、能力以上に
手がかかりそうな子がいる
イメージですが、私も上手く
手綱を握ってゆきますので、
親御さんもご協力お願いいたします。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ