0.57のくちびる。

小学生は扇形の面積の応用問題へ入りました。

よくあるくちびるのような形をした問題について、

小学生たちと議論をしていました。

こちらのブログで今日やったのと全く同じ問題が

紹介されていましたので、こちらを拝借してみました。


実はこの問題は、結構面白くて。


正方形の一辺の長さを1とし、

面積を1×1=1と考えます。


すると、くちびるの部分の面積の割合は、

(1×1×3.14÷4-1×1÷2)×2=0.57となり、

正方形の面積の0.57倍がくちびるの面積となります。

半分よりちょっと広くなるんですね。

逆に、くちびる以外の部分の面積は、正方形の面積の

0.43倍となっており、こちらも直接

計算することができるようになります。


要らない知識といえば要らない知識ですが、

割合を使って公式的に解いていける面白さもあり、

特に今は割合ずくしの日々を送っていますから、

幾何においても存分にその面白さを味わい、

可能性に気づいて欲しいなと思って遊んでみました。

kojinkai

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