新6年生は、一通り算数に取り組んだら、
残りの時間は国語です。長期休みの間は
国語へ時間を割きやすいので、
ゆっくりと長文読解指導を行います。
導入した教材は、エフォートⅠという教材です。
本来は4年生用なのですが、読解指導の使い勝手が良く、
夏休みまでの基本記述能力や解答能力の完成の為に
使ってきた学年は多くありました。
今の新中2と新中3の学年は、
小6でエフォートⅠを使って来た世代です。
バランスが取れていて、問題の意図も捉えやすく、
字数制限なしの記述が後半になると
増えてくるというのも特徴です。
6年なのに4年用を?と思うかもしれませんが、
実際後半まで行くと結構難しいのです。
最初は指示語接続語から始まるので、どんな教材も
簡単そうに見えるものですが、これから生徒たちは
もっと深いところでの記述の力を養って
いくことになるでしょう。
「君たちは解答を選ぶときの根拠、
解答を書くときの根拠が曖昧だよ。
例えば、ここの解答。今から3通り書くけど、
そのうち2つは似ているけど不正解。
何が不正解で、その根拠は何なのか
考えてみてほしい。」
以前研究して来た教材ですから、
こういう問いも自然とうちから湧き上がって来て、
生徒さんの理解を深めることもしやすいです。
2年ぶりにこの教材に戻して、あらためて
効果を検証してゆきます。半年通して
使ってみてどう成長していくか楽しみです。
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