高校英語の改善法。

高校英語を整えてゆくためには、
何をしたら良いか?

基本的に、新しいテキストは
いりません。
学校から与えられたものが
最良のテキストです。

問題なのは、使い方です。


まず、長文読解系。
これが最優先されるべきです。
よく英語表現を重視して
そればかりやる子もいますが、
基本的に長文の中でどのような
文法が使われているか、
そもそも、長文を正しく
訳せているのか?

中学の時と基本方針は変わらず、
まずは、長文を正しく精読し、
使用されている文法を
正しく理解するところから
始めるべきなのです。

長文と英語表現は連動します。
英語表現は、再整理して
各論を学ぶというのが目的で、
そもそもどんな文脈で使用されるか
分からないまま文法だけ学んでも
成果が上がりにくくなります。
これは、中学生指導も同様です。
教科書が分かってない子に
文法ばかり教えてもほとんど
意味を成しません。


だから、最優先は、
学校で与えられた長文教材の
精読です。

比率は、長文と文法が
6:4くらいでしょうか?

学習時間はそんな比率が
好ましいかなと思います。


点数が伸びない子は決まって
長文和訳が実は思ったより
できていません。

和訳は、文法理解の
判断材料であり、
評価基準です。
和訳を甘くみないようにしましょう。

思い出してください、
英語が得意だった頃を。
あのクリアーに教科書が
瞬時全訳できていたあの頃を。

あの状態にないから、
点数が伸びてないことを
まずは理解し、必要なことを
認識し直しましょう。


ということで、苦手ならまずは
徹底的に長文側を予習して、
万全を期して精読してください。

授業をもう9割くらい聞かなくとも
理解できている次元に高めましょう。

それには、一単元あたり1時間は
必須になるでしょう。
それが、最低限かけるべき時間です。

完全にわかった、
クリアーになった、という
感覚をベースに置き、
その状態になるまで
詰めることが大切です。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ