今回は、国語の文章題の小テストも
算数のテストも易しめであり、
満点獲得者が多くいました。
算数については、ここら辺で
一定の達成感を持ってもらいたいと
思ってもらったのが理由で、
決して標準的な目で見れば簡単ではない
問題ばかりが並んではいましたが、
この子たちが普段触れてきている問題の
レベルからすれば比較的簡単なものが揃っており、
整数・小数・分数・分配算による倍の感覚、
方陣を利用した幾何的な感覚の
集大成として十分な問題を揃えていました。
ふっと生徒がやってきて、
「先生!今日ね!初めて算数で
満点が取れたんです!!!」と大喜びで
見せてくれました。
入塾当初はやや雑に課題をやってきていた子でしたが、
ここ4,5週間この子の課題を見ていると、
全てが完璧に取り組まれています。全て。
理科などは、附属向けと公立向けに課題を分けてますが、
この子は学校の課題もこなしながら
塾で提示した範囲も学習しています。
バランスよく上手に塾を使いながら、
授業も楽しめる状況を自分で作れているようでした。
きっと、今後上位に踏み込んでくる新しい
勢力に与してくるでしょう。
間違えないように、とても丁寧に検証して、
字からも気合いを感じられて、このタイミングで
一旦このレベルにしてよかったな、と思いました。
一応来週も満点が取れるようにテストに仕掛けをしているので、
試験範囲の学習を綿密に行って欲しいと思います。
とてもじゃないですが、試験範囲が完璧になってなければ
満点など取れるべくもないテストを作るのは
当然の仕事です。生徒に提示したレベルで試験を
課すというのは、”約束”のようなものであり、
頑張ってきた人を評価するという私の意思表示です。
やってない人に点を取らせるほど甘くは
作ってはいないのです。
当然の努力と、屈託のない笑顔、というのは実に
脅威と言えるものです。
最近は特に、努力を続けてきた人の顕著な
成長と結果が伴ってきています。
水面下で起こる変化を私はよく察知しており、
今単にセンスだけでやっている生徒たちには
警笛を鳴らしておかなければいけません。
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