ブロッサム九州さんから紹介いただいた模試の、
特別号②を先日解き終わり、今日は中3に向けて
解説授業を実施しました。
すでに自分の家でやり直しをしてきた子たちに向けての
追加特訓、および別解指導というのがメインでした。
開口一番に言いました。
ー「なぜ、全教科満点じゃなかったのかね?」
今回は前回よりいい結果であり、
口元が緩み始めている生徒にとっては
すごい衝撃の一言だったと思います。
ー「俺も満点にできない模試はたまに
あったりするけど、今回のは満点だった。
何も疑問に思う問題はなかったけれど。
君たちは、多少良い数字が出たことで
誤解しているんじゃないのか?
テストは満点を取れて初めて気持ちいい。
この価値観を、やっぱり小学生の時に
捨ててしまってるんじゃないの?」
やり直しをしていると、どうもそれが結構
簡単だったということであり、生徒も
多少は悔しそうな表情でいたようですが、
私にとってはそれすら緩く思えて。
ー「解き直したね。次は満点いける?」
「90点くらいかな・・・」
ー「だから緩いんだよ。いつもそんな気持ちで
やり直ししてるんだろ?だから、ずっと
何か変わった感じがないんだよ。
残りの10点って何だよ。それを突き詰めないで、
一体何のやり直しをしたの?毎回毎回その10点を
やり残すから、君らはそのままなんだよ。」
解答にない鮮やかな別解例とか、
立式方法とか、時代の考え方とか、
今日は2時間かけてほとんどを模試の解説に
費やし、数学は20分しかしませんでしたが、
まあ大なり小なりかけた言葉が次に繋がってゆくと
思っているわけです。
ー「次は、佐賀県1位を取りに行くよ。」
教科ごとの1位でもいいし、5教科1位でもいい。
私が今日最後に残した言葉は、その言葉でした。
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