習慣を超えろ。

ピアノタイルが流行って久しいが、

そのタップの仕方について生徒から

質問があったので、こう話した。


「先生、ピアノタイルがなかなか伸び悩んでて。

どうやったらもっとできるようになるかな?」


ー「いつもと同じ方法で限界が来てるなら、

もう根本から方法を変えるしかないよ。

先生も、これまでのタップの仕方では

限界を感じたから、左右二本の人差し指と中指で

タップをするようにトレーニングをした。

そうすると、指の移動速度とか移動効率を考えず、

真下をタップすれば良くなったから

かなりスコアが伸びた。

しかし、1週間は慣れるのにかかったけど。

でも、なんというかフォームを修正してよかった。

最初は慣れないかもしれないけど、

癖とか習慣を乗り越えるっていうのが先決だね。

大きく物事を変えたいならね。」



この人はいつも理屈で話すなぁと思うかもしれないけど、

まあ何でも真剣に取り組む中で工夫の姿勢は育ち、

価値観的なものも育ってくるものだ。


聞く耳を持たない子っていうのは、

大体においてこういう小さなアドバイスを見過ごし、

自分のやり方に固執する傾向がある。

ゲームだから、それは間違いだと強く指摘はしないが、

なんどもアドバイス的に提案はする。

どっかで学習と通ずる考え方に至るから。


聞く耳を育てるには、そうしてよかったという

経験が必要なのかもしれないな。


kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ