6年生の過去問演習は続きます。
過去問演習の解説は、私が
作った最短ルートで、かつ
生徒がこれまで予習シリーズで
学んできた道筋に従って
作っており、あえて、極力余計な
説明を省いています。
ですから、途中式から
どんなメッセージを感じ取れるか、
本当に分かるまで向き合っているのか、
それを、月曜日の学習会では
見させてもらっています。
きちんと解き直す中で、
以前はできなかったことが、
平然とできるようになっている
姿も散見されるようになりました。
真っ直ぐな子は、
いずれどこかで日の目を見ます。
自分を変化させたいという
エネルギーの大小こそが、
将来のパフォーマンスを
占うものです。
自己流で学習が作業主義な子は、
まだ時間がかかりそうです。
課題は、やらなきゃいけない
面倒な対象ではないんですよ。
自分が選んだ先生が、
君たちが一番伸びると
信じて与えているテーマなんです。
だから、課題表のようなものも、
週間「学習テーマ」と
名付けています。
そう信じてやってないならば、
価値観の相違ですし、
私もそれは変えられるように
努力しますが、最も変えにくく、
力量が問われ、実際それで
変われるのは、努力する価値に
気付いた秀才だけです。
もっとやれば、もっと世界が
開けるはずだ、と本気で
信じている子をもっと育てたい。
そのためには、その価値を
努力、興味関心によって、
見出す経験が必要です。
周りからもてはやされて
甘やかされた子には
なかなか持てない価値観です。
自分で求め、自分で苦しみ、
自分で得た経験がなければ、
その価値は分かりません。
なまじ頭だけよくて、
でも努力しなかったから
それなりでしたって、
一番つまんないパターンって
自分に適用されるの本当に
嫌じゃないですか??
自分を変化させられない人間が、
一番つまらない人間です。
これは、私が生徒に一番伝えたい
メッセージの一つです。
自分を変えられもしないのに、
周囲の何を変えられるでしょうか?
周りから働きかけられて
なんとか存在するなんていうのは、
自分の存在のあり方として
納得できるものでしょうか?
人は、それぞれに知識欲があり、
互いに働きかけ合いながら
よりよい社会を創造するものでは
ないでしょうか?
受け身な人生の何が
楽しいのでしょうか?
人生の主人公は、自分です。
自分を変え続けることこそが、
一番楽しくて、その力こそが
人を惹きつけるのでは
ないでしょうか?
今の学び方は、そのような
考え方にそぐうものでしょうか?
いつも、思考を絶やさないように。
何より、行動を絶やさないように。
行動から関心が生まれ、
思考が生じ、視点が磨かれ、
それはその子の人格に昇華されます。
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