私立の子を土曜日に呼び出しての補講も
もう続けてみてひと月が経った。
土曜補講もあるし、手厚く
やってもらってるからと思ってたけど、
思うようになかなか成果が出ない
理科をなんとかしたいとやっと、
本人の心が動いて。
で、今日も6時間。
「こんなに嫌だなって思うことを
ずっと続けてやるの初めて。」
そんな風にその子は言っている。
しかし、やはり先ずは長い時間をかけて
ゆっくり調べて、時には参考書を、
時には動画を見て具体的に学ぶことで
納得する回数を増やすことによって、
分かることが次第に増えていくことが
とても面白いと言っている。
ごく自然な学問に向き合う態度が
育ってきているように思う。
かける時間が長い分、それを通した余計な問いとか
説明とかもじっくりするようになって、
本来急いだ勉強というのは身につかないものなのだと
その子を見ているとよく思う。
もうこの子も中3なんだね。
まだあどけなかった小4の頃が
ほとんど昨日のように思い出される。
少しずつ、少しずつ大人になって、
自分のことを丁寧に考えられるようになった。
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