集中力@小5社会

テストを経験した子どもたちは、

授業の聞き方が実に上手くなりました。


集中力がある、というのは、

何に集中すべきかを知っているということが

前提になっているのかもしれません。

特に社会というのは、知識の優先度が

他の教科に比べて子どもにとって測りにくく、

勉強しにくい教科であるということは

だいたい様子を見ていればわかります。


しかし、一度のテストを経て、

何を押さえて話を聞けば良いのかという視点が

実に磨かれ、授業時のメモ数も倍に増えました。

そもそも授業の予習もさせているため、

食いつき、反応もかなり良いのです。


今日もたくさんのものを見ました。

中国・四国地方の学習をしましたが、今回までで

日本三景・日本三大庭園を今回すべて習得。


「宮城の松島、京都の天橋立、そして、広島の宮島。日本三景。」

「茨城の偕楽園、石川の兼六園、岡山の後楽園。日本三大庭園。」


別にそれを覚えておくことに直接的な意味はなく、

そして、資料で見ることにもさほど意味はなく、

それらは直接見ないことには意味をなさないのです。

美しさというのは、二次情報からは得られません。


だから、「各県ツアー」は必ず、そこへ旅行したら

こんな美しいものが見られるという、将来の話を

必ず織り交ぜて、魅力を伝えてゆきます。


キレイ!とかすごい!とか、

いっぱいの感動とともに、社会科っていうのは

こういう風に見たことないものを見て感動し、

その理由まで探ってゆく教科なのか、と

思ってもらえたら私は嬉しいです。


社会科は、考える教科です。感動する教科です。

そこのところをたっぷり小学生と共有して

行けたらいいな。


それにしても、予習シリーズ4年下は

とってもいい教材ですね。

難易度のバランスもいいし、楽しい。


興味を持たせるには間違いのない一冊でした。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ