低学年が文章題と共に必死で取り組んでいるのは、
基礎計算のスピードアップ。
文章題も絵を描いたり実際に作ってみたり、
相当具体的に学習できるよう努めています。
小学校低学年までの文章題に対する
具体的な理解っていうのは必ず将来の
高学年、中学生、高校生の学習に大きな
影響を及ぼすものなので、専門書も
読みますし、今この問題を解くことで
どんな技術が身についているのかという視点は
外さないようにしないといけません。
しかし、なんにせよ学校の授業にも
ついて行ってもらうためにはスピードアップなのです。
話を聞いて理解するスピードもそうですが、
分かったことをサクッと処理して次の話を
聞く準備が整うっていうことの大切さは
何にも勝る”それ以前の話”だと思っています。
4年生になったら、
漢字は小6までの漢字をしっかり指で書き、
書き順の法則を学び、部首を学び、読みを学びます。
計算は小6までの一通りの計算をできるようにします。
その傍らで、文章題特訓をしていきます。
この子は決して当初は優れていなくて、
学校の授業も分からないことだらけだと私に言い、
勉強はいやだ、宿題が多いと泣く、そんな感じでした。
しかし、最近は
「先生、宿題多いから早めにやろうって思って
木曜日までに全部終わってしまいました。」
って言葉を毎週聞くようになりました。
宿題は全て丁寧にこなされており、字も心が
こもっている真剣な感じを受けます。
国語の文章題も、応用問題、記述問題含めて
満点を重ね続けており、この子はこの1年の
通塾ですごい進化してきたばかりでなく、
もしかすると5年以降大化けするかもしれないというくらいに
具体的に学び続けています。
50ページは、計算、時計、算数の文章題、
国語の文章題を含めた総課題ページ数です。
国語は、180ページほどある問題集をコツコツ行い、
ついに今週土曜日にすべてを完結させます。
「先生・・・こんな分厚いの、ずっとやってきて
ちゃんと終わるんですね・・・!
なんか最後のページをやるの、すごく緊張します!」
生徒さんは言ってました。
ちゃんと終わらせられた子は、等しく自信を持って
その教科を”得意だ”と認定しています。
問題を解くときには、
「ねえ先生、宿題で解いてきた問題、話が
とっても面白くて、どんどん読んじゃいました!」
って言ってます。
自分が一体どれだけ凄いことをしてるのか、
自覚してはいません。
けれど、当時の能力をはるかに上回る
実力を持ち始めていることは確かです。
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