教材は、最レベ2年まで到達しました。
これまで、市販されている教材で基礎特訓をし、
ハイレベで読解問題の特訓をし、その他
量の感覚がもう少し欲しいから補強をしたり、
思考力問題を解いてもらったり、いろいろな
教材を隅々まで解いてきました。
「先生、この問題集難しいの?
結構簡単だけど・・」
あっさり攻略を続けます。
暗算のペースが速くなっているのと、
正確さが高まっているのを肌で感じました。
かつては、難しい問題を前にすると
手遊びを始め、集中力を欠いていましたが、
最近は、
「1時間で6ページ。それしかしない。
だから、集中して。最後まで途切れさせないで。」
の言葉をかけながら、最高レベルの問題まで、
やはり隅々まで解いていきます。
文章題を一つ攻略するのにルーズリーフ一枚を使い、
分かるまで絵を描いて・・・
図形問題も一緒に紙をチョキチョキしたりしながら
しっかり工作までやって・・・
この子との一年間はそうやって愚直に
まともに問題に向き合ってきた時間でした。
時には、長い文章題が嫌だというので、
「ねえ、国語好きでしょ?
これ、文章長いよね。国語なんじゃない?」
とか、すごい適当に言ってなだめながら
解くような不思議な指導もしました。
「本当だ!そういえば国語だ!」
と、コロッと変貌して解いてくれるようになり、
低学年は分からん・・・とやはり不思議な気持ちに
なっていた時期もあったのです。
2年生になり、少しばかり授業時に
クールさも見えるようになりました。
いい感じです。
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