難関中学受験指導日記 10/1

 近況です。

 

 算数に加えて、国語の指導も実施し始めました。文章読解で使用しているのは、実力アップ問題集というエデュケーショナルネットワークの教材です。彼は読解能力はありますが、記述能力がまだまだなので、方法を学べるくらいの難しめな問題を選択する必要がありました。また、文法事項などは別便で一気にまとめてやりたいので、現在は文章読解のみの問題集を使用しています。

 全部は確認していませんが、旧応用問題集の問題なんですかね?やや難しかったなぁという記憶だけは残っています。現在4年ながら、現5年の教材に対しても問題なくついてこられています。

 

「これは、もっと字数が短くても説明できますよね。なんで解答欄がこんなに多いんですか?」

 

と、この教材のある意味急所をついた発言もあるように、抽象化の力も備わってきました。手応えを感じつつ、しっかり分析を怠らないようにしなければなりません。

 

 算数は、本日は未消化になっていた問題の総チェック。全く学校から離れた問題ばかりを扱っているので、忘れているくらいなら無理かな、と思っていましたが、覚えているだけでなく、以前よりも解答速度や正確さが向上している・・・最近4年通常授業で暗算トレーニングを追加して行っていますが、その成果もあって桁違いに演算能力が向上しており、本人も、

 

「なんか自分でも分からないけど、いろんなことがクリアーに見えるようになりました。あのトレーニングのお陰だということは分かりますが、それにしても景色が全然違っています。」

 

と、一言。

 

 最近少し低迷していたような気がしましたが、そんなことはなく、一週間一週間を過ごすごとに着実に力をつけてきていることがよく分かる日でした。今日のことで思いっきりモチベーションを復活させ、次回も楽しみだ、と帰って行きました。

 

 この子を”当たり前”だと思うと、いろんな指導が混乱するので、4年生ながら、”やや成績優秀な5年生”として見るように努めるようになりました。

 


kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ