どうしても気になっていて、面接練習の時にその質問を投げかけました。そうしたら、6年生は全員「なんでだったっけ???」とぽかーんとしていました。
この子たちは本当に日常的に勉強をするという習慣が体に染み付いていて、しかも多読であり、多才です。受験をするということは、いつのまにか自分の当然になっていて、なぜそうし始めたのかということをじっくり考えたことはなかったようなのでした。
まあ、理由なんていうのは、行動の後に後付けされるようなことが多く、一歩目を踏み出し、歩き続けてしまえば、それが理由になったりするものです。そうやって、歩き続けて来た子どもたちが、今目の前で学んでいる生徒たちなんだろうと思います。
受験が終わったら、数学をしたい、英語をしたい、早く新しいことを学びたい、復習は飽きるほどやった・・・と、すでに進級後に向けて胸を躍らせています。しかし、中1は基礎づくりの学年で、復習よりも泥臭い、反復の作業が大半を占めることになることを、この学年はまだ知る由もありません。”これ嫌だ〜”って言われるのは承知で学習カリキュラムを作っているので、覚悟しておいてくださいね。
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