「先生、今日は”こと座流星群”が観測できますよ。」
そう言ってくれた子は、小学5年生の男の子。
ちょうど4年生の理科の復習も兼ねて、
夏・冬の星座の学習を行っていたのです。
改めて、シリウスの大きさや距離、色や温度などを知って
まじかよって驚いたり、実は消失しかかっているという
星の実態に触れたり、結構面白かったんですね。
また、それぞれの星にまつわる神話であるとか、
そういうのを調べふけっていた1週間だったということもあり、
彼はニュースで見た情報を私に話してくれたのでした。
まあほとんど毎年同じ時期に観測できる流星群で
量は多くもないらしいのですが、それでも
彼が星の話を私にするようになるとはね・・・
そして、彼は前回の模試でひどくやられた単元を
いとも容易くときこなして帰ってゆき、
何かただ時間が経つだけで不思議なほどに
力をつけてゆく不思議な男だと、
彼の将来を思いやるのでした。
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