理科実験に参加できなかった
3年生の子に、土曜日の理科実験の道具を渡しました。
ピンホールカメラの材料です。
「すごく面白いから、興味あったら作ってみてね。」
材料だけもたせて、子どもは帰って行きました。
その翌週。
「先生!!!土曜日にもらったやつ、
家に帰ってすぐお母さんと作ったんですけど、
すごかったです!!!なんか景色が逆さまでしたけど、
写真みたいに写ってとっても不思議でした!!」
聞けば、お母さんが興味を持ったから、
一緒に作りたいって言ってくれたって言ってましたが、
一緒に作ってくれるお母さんがいるっていうこと
それ自体がその子にとっての財産だな、と思いました。
親御さんの行動力とか、興味関心の持ち方とか、
そもそもの子どもへの興味関心って大切です。
学業が小さい時に振るわなくても心配しないでください。
ただ、俗っぽいものに関心を奪われすぎないように、
一緒に工作したり、学校の宿題にゆっくり付き合ってあげたり、
話を聞いてあげたりしてあげてください。
小さいこどもは、どこまでいっても
一番身近な親御さんの評価を待っているものです。
そのためにひたむきに頑張る、可愛い存在なのです。
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