「ちゃんと読んだら出来るよ。」


 

すっごく易しい問題集ですが、

授業の曜日が合わないことから

「君はこれからこの教材で自力で予習をしなさい。」

と私に指示を出され、それを3か月続けてきた子がいます。

 

その子が、友人にこんなことを言っていました。

 

「わかんないわかんないって言うけどさ、

ここをちゃんと読んだらわかるやん?

もっと自分で考えたほうがいいよ。」

 

私は正直面食らっていました。

 

もともと、割と色んなことを先生に頼りっきりで、

何でも質問しまくって、わかったのか

わかってないのか分からないまま過ごしていた

小6、中1の頃とは月とスッポンです。

 

彼の成長っぷりは、講師の先生共々、

私もかなり驚いているところです。

 

「どうすんのかな・・・。」と

例題を眺め続ける中で、どこを見て、どう考え、

どう理解したらよいかが分かる。

とても大切なことだと思います。

 

一つの教材に慣れ親しみ、使いこなすというのは

こういう結果を生むものだということが

よく分かる一例だったと思います。

kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ