小6の模試も来週に迫りました。国語の模試は3日前に迫っており、生徒たちも四字熟語の復習や文章読解問題の演習に余念がなく、算数もしっかり出題範囲の分析を行い、対応する単元の復習に力を注いでいるようです。
この学年で気になることはたった一つで、忙しい子が多いので、丸付けの際にチャチャっと済ましてしまい、いざ小テストをする段階において、間違って覚えてしまっていた!ということに気づくことがやや多いということです。中学では、自身で丸付けすることがかなり多くなりますので、丁寧な解答チェックを心がけてほしいということを伝えています。
それでも、ミスはしっかり漢字の問題集の中に書き込み、理由分析もしっかり行えています。全60回のテストで構成されている問題集です。現在36回まで終わりました。繰り返し出題される問題もありますので、二度目はミスがありません。本試直前は、この問題集が生徒たちの良いパートナーとなるでしょう。全力で毎週取り組んできて、どんなミスがあったかも思い出し、何度も何度も一問一答形式で確認できます。
漢字のテストは週に60問に上り、読み書きともに難問揃いです。時間にして20分、毎週60問全てテストしています。本日も読みで言えば「出納」や「流布」、「柔和」などの難しいものも含まれており、演習段階では読めていないのですが、それでも小テストの段階ではそれらを全て正答しているから、よく取り組めているな・・・と思います。仲良しなメンバーで、「今週のこれ難しかったよね!」みたいな会話も積極的にしており、そういった面も結果につながっていっているのではないかと思います。
何より、成穎中志望が多く、成穎は漢字も結構読み書きがあり、テストも毎週行われるので、そのトレーニングにもなっているかと思います。ちなみに、漢字の読み書き、テストが多いのは、致遠館も同様です。進学後の準備教育の一環でもあるのです。というより、すべての指導はそこを意識して行っています。
さて、来週は模試です。仲良しであっても、結果は結果として平等に算出され、順位が明らかになります。いつも仲良くしていても、客観的にデータは現れてきます。勝ち負けは必ず意識してしまいます。しかし、模試は何ができていなくて、どんなところに力点を置いて学習すべきかの基準となるものです。もう九月も終わります、勝負はあと3ヶ月余りということになります。
模試を経たあとに後悔のないように、自分を全開で表現できるように、準備をしっかり行っていってほしいものです。
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