意識が高い中学生たち。

 「もっと授業のペースを上げてほしいです。家でできることは家でやってくるから、塾ではその確認だけにして、授業ではもっと色んなことを扱ってほしいです。」

 

 英語で新しい指導を導入してから、色々紆余曲折もありましたが、中1や中2の学年からの要望もかなりあって、英語は全部自宅での予習のもとに授業を行うスタイルに変わっていき、それがまた一つの伝統へとなりつつあります。これを、自分たちで提案してくるから、今の中学生たちのことが好きなんです。後輩の言葉に感化され、中3もそうしたいう意向を確かに受け取り、全学年共通の方針として塾としての指導が一般化されました。

 

 塾は、開塾してからずっとそうでした。意識の高い生徒が次々とこうしてほしい、ああしてほしいと提案をし続けてくれて、「そんなにできるの?アンビリーバブル。ならこうしてみようか!」って試行錯誤を繰り返しながら今の形へと切り替わってきました。

 

 私はね、この「家でやってくるから」がとても好きで、生徒たちがもっともっとと要求してくるから楽しくて仕方ないのです。実力はまだまだです。しかし、彼らが前進し、前のめりに努力し続ける限り、ここで止まるようなことは絶対にないと信じています。

 

 中3は、身長はほとんど170〜180センチばかりの巨人が揃い、見た目は大人に見えますが、まだまだ気持ちにムラがあったり、物事を正しく認識していなかったり、そういった面では指導の余地があります。

 

「英語が楽しくなった。」

「理科がすごく好きになった。」

「歴史を極めてきた。」

「地理、頑張らないとな。」

 

 ポジティブな言葉が好き。自尊感情が著しく削がれて入塾した子もいましたが、周りに感化されて、自分はこれを勉強したい、これを今はもっと伸ばしたいと、良くも悪くも我が出てきたことは一つの分岐点でした。

 


kojinkai

佐賀市の小中一貫学習塾 紅人会|kojinkai 公式ブログ