中3生、本当にデカイ。基本的にデカイ。(笑)ちなみに、この学年だけはちょっと変わってて、全員男子。一斉に歩き始めると、進撃の巨人みたい。(笑)他は男女バランスいいのにね。木曜日は18時くらいからのそのそ集まり始めて、その時間は小5の女の子や小6の女の子が数名勉強してるのですが、こんな巨人たちが教室をのそのそ歩いていると怖くはないのか?(笑)と、おかしくて笑ってしまうのです。
もう思春期真っ盛りな中3生は、家に帰っても大した報告もしないとか、学校の状況が分からないとか、親御さんにとっては不満も募ることでしょうけれど、木曜の英語の授業はガチそのものです。
基本的にNewHorizonの単語の発音チェックから始まり、和訳の確認、文法指導、基本英作文、ワーク、長文音読の流れで今は進めてるのですが、発音の時間の重低音がすごくて。(笑)
「アクセント意識しろよ。お経なの?あるいは先生の発音の無視?どうしても難しいならアクセントチェック入れるからそれは相談してくれ。」
「文節を意識して読む。その発音だと、1ワードずつおいかけてるのバレバレ。だから読むの遅いし和訳も変なんだろ。文節書いてるプリント渡してんだから、まとまりごとに読むトレーニングもっとしろよ。なんのためのプリントなんだよ。」
「th,l,r,f,vは最低限分けて読めよ。スペリングミス減るよ。口で覚えろ。英語は音から始まった言語なんだから、まずは音なんだよ。音をないがしろにすんな。」
「読むペース速いだけのぶつ切り英語やめろよ。発音できるだけ真似しろって。あと、発音記号そろそろ読めるようになれ。単語の横に書いてあるんだから、普段の単語の発音チェックの時にそこを一緒にチェックすんだよ。当たり前のチェックを毎回しっかりやれよ。」
あれこれ言われたくないから、発声指導を実際一番必死で取り組んでるように見受けられる。思春期真っ只中の巨人が、熱心に発音しているという姿になんとなくクスってしてしまうんだけど、素直だな〜って感心する。だから、音楽においても、スポーツにおいても良い結果を出してるんだろうなって。そう思う。
英語っていう教科は、何より”好きだ”っていう気持ちに左右されやすい教科だと思ってます。そして自分で自在に予習できるようになれば、授業なんてほとんど聞く項目ないし、授業の急所が分かりやすくなります。英語が得意な生徒は、ほとんど英語の授業聞かなくても独学できる生徒だと思うのです。
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