中学校公立生の英語ゾンビの課題は、新学期明けてからも継続しています。今日は冬休みに相当英語をやってきたためか、授業内での英語のミスがいつもよりも少なく、やったー!250文だー!って浮かれていたのもつかの間。
「ああ!言い忘れてました。公立は、授業で書けなかった英文はもちろんのこと、教科書英語の書き取りも指示した内容で行うため、自動的に250文以上追加されます。標準が週に500〜700文だと思っていてください。定期テストで9割以上取れれば解放してあげます。定期テストで9割取れるまで、無限に英語を書いてください。これは、君たちへの優しさではありません。命令であり、強制です。」
中学生の多くはスマホを持っているので、ホワイトボードに書かれた翌週の課題指示を写メって帰るのがトレンドです。英語が一番苦手な子が写メる時に、
「パシャパシャパシャパシャパシャ・・・!」
誤って連写してました。
「ほう、すごいやる気だね。笑 英文倍に増やしてあげようか?笑」
このやり取りには爆笑しました。笑
「No,thank you...」
英語で切り返してくるのにも爆笑。冬休みは一日置きに授業があり、一日で700文とか書いていたので、大体の時間感覚も掴め、「1日30分くらいかな・・・」とスケジューリングも出来ているので、毎日英語を書く用意ができているようです。平日休日問わず、毎日英語に平均30分もさけるならば十分です。
「(この先生絶対頭おかしい。まず、量がおかしい。対策しないと絶対にヤバイ。ずっと英語が苦手だと、1000とか2000でも課題に出してきそうだ。ちゃんと英語しないと本当にヤバイ。目が笑ってない。ガチなやつだ・・・。)」
そんな彼らは、課題を聞くと同時に、来週のテスト範囲を自主的に質問してきました。笑 対策をして出来るものを増やし、課題となる英文書き取りを減らしたいという意向なのでしょう。まあどうせそのテストができても、他のところから英文を引っ張ってきて書きとらせるので、定期テストで9割取るまで500〜700文は確定事項なのですが、そんなこともいさ知らず、彼らは英語に打ち込み続けるのです。
様々な冗談はさておき、英語が苦手な子は問題を間違いすぎて、その間違いの解答ばかりを見ていて、綺麗な英語を書かない習慣が出来上がっています。出来るだけ文法的に整然としている英文に触れ続け、「この英文では何かおかしい。」とまず気づけるようにならないといけません。
「君たちが常に完璧に英文を書けるようになったら、ややハイレベルめな英作文の綺麗な英文指導をしよう。その時には、君たちの英語能力は飛躍的に向上していて、公立入試において圧倒的な力で対処できるようになっているだろう。そんな将来を見据えて、今の演習に打ち込んでみてほしい。」
「(色々言ってるけど、絶対この人英語書かせるの楽しんでるよ・・・。)」
心の声が響いて耳にまで届きそうです。私は知りません。そもそも私は結構ドSなので、英語が苦手になってしまった生徒は心して私の笑顔に向き合ってほしいと思います。
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